泌尿器科

診療科の特徴

当外来では排尿に関する諸症状（頻尿、尿失禁、排尿困難、排尿痛など）に対し、適切な検査や投薬・処置を行っています。
また、肉眼的血尿を来すような重篤な疾患（膀胱癌、胃癌、前立腺癌など）に対する精査、及び近隣の医療機関（関西医大付属病院など）への紹介なども随時行っております。

担当医

坂元　武（日本泌尿器科学会専門医）　

診療担当医表（泌尿器科）

泌尿器科
	月	火	水	木	金	土
午前	―	坂元	―	―	―	坂元（1/3/5）
午後	泌尿器科医	―	―	坂元	泌尿器科医	―

	受付時間	診察時間
午前	8:00～11:00	9:30～11:30
午後	13:00～15:00	13:30～15:30

医師名後の()内の数字は第何週目かを表しています。

排尿障害でお困りですか？泌尿器科への受診をお勧めします

排尿障害でお悩みの皆様へ、まずは専門医の診察を受けることをお勧めします。排尿障害には、尿が出にくい、尿の勢いが弱い、頻尿や夜間頻尿、尿漏れ、排尿時の痛みや不快感、尿に血が混じるなどの症状があります。これらの症状は、前立腺肥大、尿路感染症、膀胱機能障害、尿路結石、神経系の障害など、さまざまな原因によって引き起こされることがあります。

～排尿障害のサインと症状～

　　•尿が出にくい、出るまで時間がかかる

　　•頻繁に尿意を感じるが、少量しか出ない

　　•夜間に何度もトイレに起きる

　　•尿に血が混じる

　　•尿を完全に出し切れない感じがする

～考えられる原因～

　　•前立腺肥大症

　　•尿路感染症

　　•神経系の問題

　　•尿路結石

　　•膀胱機能の低下

～受診のメリット～

　　•早期発見と治療が可能

　　•専門的な検査で正確な診断が受けられる

　　•個別の治療計画で症状の改善が期待できる

　　•合併症の予防

～何でもご相談ください～

泌尿器科では、排尿障害を含むさまざまな泌尿器系の疾患についてご相談いただけます。恥ずかしがらずに、ご自分の健康を第一に考えてください。

骨盤臓器脱でお困りの女性へ：受診をお勧めします

骨盤臓器脱に悩む女性の皆さん、まずは一人で抱え込まず、専門の医師に相談することをお勧めします。骨盤臓器脱は、膣や子宮、膀胱、直腸などの骨盤内臓器が正しい位置から下垂する状態です。その主な症状には、膣からの圧迫感や異物感、排尿や排便の困難、尿漏れ、腰痛、そして性交時の痛みや不快感が含まれます。この症状は、妊娠や出産、加齢、遺伝、重い物を頻繁に持ち上げることなどが原因で発生することが多いです。

専門医への早期の受診は、症状の悪化を防ぎ、効果的な治療を受けるための重要なステップです。医師は問診や検査を通じて、症状の原因を正確に診断し、適切な治療法を提案します。治療方法には、骨盤底筋エクササイズ、ペッサリーという医療器具の挿入、さらには手術療法などがあります。これらの治療により、生活の質を大幅に向上させることが可能です。

～骨盤臓器脱のサインと症状～

　　•膣からの圧迫感や異物感

　　•尿漏れや排尿困難

　　•便秘や排便困難

　　•腰痛や骨盤の痛み

　　•性交時の不快感や痛み

～考えられる原因～

　　•妊娠や出産の影響

　　•加齢やホルモンの変化

　　•重い物を持つこと

　　•遺伝的要因

　　•過度の便秘や咳

～受診のメリット～

　　•早期発見と治療が可能

　　•専門的な検査で正確な診断が受けられる

　　•個別の治療計画で症状の改善が期待できる

　　•生活の質の向上

PSA高値の方へ：泌尿器科への受診をお勧めします

PSA（前立腺特異抗原）は、前立腺から分泌されるタンパク質であり、血中濃度が高い場合、前立腺に異常がある可能性があります。PSA値が高い原因としては、前立腺炎、良性前立腺肥大、前立腺がんなどが考えられます。特に前立腺がんは、早期発見が治療の成功につながるため、定期的な検査が重要です。

前立腺がんは、初期段階では自覚症状がほとんどありませんが、進行すると排尿困難や血尿、骨への転移による痛みなどが現れることがあります。PSA検査は、前立腺がんの早期発見に有効な方法ですが、PSA値が高いからといって必ずしもがんであるわけではありません。専門医による詳しい診断と追加の検査が必要です。

PSA値が高い場合は、泌尿器科専門医を受診し、適切な診断と治療を受けることが大切です。治療法には、手術、放射線療法、ホルモン療法などがあり、患者の年齢や健康状態、がんの進行度によって最適な方法が選ばれます。早期発見・早期治療により、前立腺がんの予後は大きく改善する可能性があります。日常生活の質を維持するためにも、疑わしい症状がある場合は、早めに専門医の診察を受けることを強くお勧めします。