放射線科

放射線科



放射線科 技師長挨拶

上山病院放射線科は、"24時間の救急医療を提供し、地域医療の中核病院として地域医療連携を深め、地域社会に貢献します。"という当院の基本方針を遵守し、体制整備に力を入れております。
放射線科では、エックス線を使用した一般撮影・CT等の検査、磁石を使用したMRI検査、カテーテル等を使って治療する血管内治療等多岐にわたっています。
24時間必要な時に、いつも同質の検査が行えるよう日常的に医療機器の始業時・終業時点検を確実に行い、定期的にメーカーによる点検を実施して安全確保と性能維持に努め、最適化された最小の線量で診断等に必要な検査結果を提供しています。 安全である事はもちろん、質の高い医療を提供できるように日々努めてまいります。

放射線科のご紹介

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放射線科は、放射線や磁気を用いた最新の技術・設備をもって各診療科との連携を図り、患者様によりよい画像情報を提供しています。患者様中心の医療を心がけ患者様に優しい医療を提供出来るように努めています。  
X線写真やCT、MRI、血管造影、消化管造影、マンモグラフィーなど、さまざまな画像情報から病気の診断を行っています。

さらにカテーテル(細い管)を使って血管内から治療するインターベンショナルラジオロジー(IVR)も行っています。 放射線科では、24時間365日救急対応を行い、通常の診察時においても、必要であれば、予約がなくても検査をお受けしています。

さらに、開業医の先生とも密に連携をとり、迅速に検査をお受けしており、診断につきましても、当院の放射線科医師による読影で、診察時にスムーズに検査結果をお届けしています。

医療機器について

地域のニーズに応える為、さらなる医療機器の充実に努めてまいります。

CT(Computed Tomography)

 
・平成13年10月 4列マルチスライスCTを導入。
・平成20年9月 16列マルチスライスCTを導入。
・平成23年9月 4列マルチスライスCTを更新。
・平成25年12月 16列マルチスライスCTを更新。
   

CTとは、コンピュータ断層法(Computed Tomography)の略です。

X線を用いた検査の1つで、身体にX線をあて透過したX線をコンピュータ処理する事により身体の輪切りの写真(断層写真)を作り出し、身体臓器の様々な情報を得る事ができます。
1回転当たり1枚の画像を得ていた従来のCTと比較すると、短時間で広範囲を高精細に複数の画像が得られる様になりました。

《メリット》
・検査時間の大幅な短縮
・3次元(3D)処理にて、立体的画像を得られ微細な血管や病変構造の観察が詳細に行えます。
・医療被曝の低減
 
16列マルチスライスCTにおいては、新たに『AIDR3D』という被曝低減技術が搭載されました。また、以前より搭載されていた『VolumeEC』という線量自動調節機能の精度が向上しています。
当院では、これら2つの機能を活用することにより、一定の画質を保ちつつ被曝低減に努めています。
*当院では、2台のCT装置を稼動させ、予約なしでも24時間必要な時に検査可能な体制を整えています。

○MRI(Magnetic Resonance Imaging)

平成18年7月 1.5T(テスラ)MRI装置を導入。
X線を使わずに、磁場と電磁波を用いて体内の状態を画像にしています。
放射線による被曝はありません。体内の様子を縦・横・斜めなど、あらゆる方向の断面を撮影でき、診断・治療に役立つ検査です。MRI検査では、日常経験しないような強い磁石を使用するので、次のような方は検査が出来ない場合がありますので、必ず事前に主治医にお知らせ下さい。

・心臓ペースメーカー、刺激電極などを身に付けている方。
・閉所恐怖症の方。
・手術や外傷で、体内に金属がある方。
・妊娠中または妊娠の可能性がある方。
*MRI検査は、予約制とさせて頂いておりますが、なるべくご都合にお応えできるように配慮いたします。
 また、緊急の場合は、直ちに対応できる体制整備も行っています。

○血管撮影装置(Angio)

当院の血管撮影室には、最新鋭の血管撮影装置が設置されています。 この装置には、最新式のX線検出器が搭載され、少ない被ばくで高精度な血管撮影が行えます。鮮明な血管像が得られ、血管の形態および機能解析が行えます。
また、この装置では血管を三次元データで表示することができ、少ない撮影回数で、より詳細な血管の形状を観察することが可能です。
そのため、患者様の負担を減らしながら、精密な検査が行えます。
患者様は、リラックスしながら安心して検査・治療が受けられます

○マンモグラフィ(乳房撮影)

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平成21年5月 FPD搭載マンモグラフィー装置を導入。

マンモグラフィーは乳房を専用の装置で挟み、圧迫しながらX線撮影を行う検査です。
石灰化や一部の腫瘍等を写し出し、主に乳ガンの早期発見に役立つとされています。

圧迫は乳房内部の構造を広げて異常を見つけやすくし、また被曝低減の観点からも必要不可欠な行為です。
圧迫時の痛みは個人差がありますが、乳房の張りが強い場合、比較的痛みを強く感じる方が多いようです。
痛みを軽減するためにも、撮影は月経開始後1週間~10日頃が最適な時期とされています。
また、圧迫をするという特性上、胸や脇の辺りに医療機器(心臓ペースメーカー、水頭症シャント、抗がん剤ポート等)や、人工物(豊胸術のシリコンバッグ、ヒアルロン酸等)がある方は変形・破損の危険がございますので、検査が行えません。
装置は直接変換方式のFPDを使用し、乳ガンに伴う細かい石灰化病変も逃すことなく写し出します。
また、高い圧力がかかる場合は圧迫板がゆっくりと下りてくるように自動制御がかかるなど、痛みの軽減にも配慮されています。
当院では、外来・検診に関わらずマンモグラフィーの撮影は全て女性技師(マンモグラフィー検診精度管理中央委員会の認定講習受講済み)が行っておりますのでご安心ください。
乳ガンは早期発見・早期治療によって、生存率の向上はもちろん、乳房を残しながら治療出来る可能性もあります。
二年に一度の検診と、異常を感じたらすぐに受診いただくことをお薦めします。

○TV装置

X線TV装置

X線を照射し、X線画像をテレビモニターに映し出し、動きを観察しながら検査を行う装置です。検査ではバリウム等の造影剤を使用する消化管造影検査(食道・胃・小腸・大腸等)、骨折や脱臼の整復、関節や脊髄腔の検査があります。

多目的デジタルX線TV装置

CアームとTV寝台が融合した、多目的フルデジタルX線TV装置です。

当院では主に脳卒中の検査や治療に用いられています。また、消化管検査や整形の撮影まで一台で多目的に幅広く使用できます。

○単純X線装置

一般撮影は、エックス線を用いて簡便かつ迅速に画像が提供できる為、最初の診断に用いられることの多い検査です。エックス線は人体を透過したエックス線量の違いを画像化し、骨折などの異常を写し出すことができます。

当病院のX線装置は、2007年12月よりCR(コンピューテッドラジオグラフィー)システム・FPD(フラットパネルディテクタ)システムというデジタル装置を導入しており、低線量でも画像化できるため被爆の低減に努めています。2009年7月よりほぼ全ての画像がデジタル画像(フィルムレス)で運用されています。

放射線技師を目指される方へ

放射線技師の業務はたくさんあり、撮影機器・撮影方法など様々な事が日々進歩しています。より高度な医療が求められ、その技術を患者さんへ提供する為には私達も日々進化し続けなければなりません。

学校を卒業し、病院へ就職して臨床の場へ立つこと、学生としてではなく放射線技師として患者さんに接する事への不安は誰しもが持っています。自信を持って業務に取り組んでも、その自信が折れてしまう事も多々あります。

患者さんを目の前にして初めて分かる事ばかりです。その中、自分の力で考え、努力し、技師の先輩方から積極的に学び教わることで、見えないものが一つ一つ見えていきます。その積み重ねです。 私達と一緒に頑張りましょう!! 

お知らせ

☆女性の患者様へ

当院では、女性の診療放射線技師が2名常勤しています。
マンモグラフィは、女性技師が専任しております。
また、その他の検査においてもご要望がありましたら可能な限り対応させて頂きますので、お気軽にご相談下さい。

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